INK-6 – よくある質問
短篇小説とは一体どういうものですか?
短篇小説とは、短い分量ながら完成された創作の物語です。物語は簡潔に効果的にまとめられ、ある特定の出来事を中心に展開してゆくのが特徴です。ニール・ゲイマンはこう語っています。
「短篇小説とは、他なる世界、他なる精神、他なる空想に繋がる小さな窓のようなものです。短篇小説は遙かなる宇宙の周縁への旅でありつつ、その旅からは夕食に間に合うように帰ってくることができるのです」。
私が書いた物が短篇小説であるかどうか、どのように確かめられますか?
● 長さはどれくらいですか? 2000語または 6ページ前後に収めてください(※日本語では4500字です)。
● 登場人物は何人ですか? 一人か二人が最適です!
● どのような構成ですか? 短篇小説の構成は大抵の場合、状況の説明、対立、各々の感情の高まり、事件の発生、クライマックス、そして大団円という運びになります。
● どのような結末を迎えますか? あなたが本当に伝えたかったことは何ですか?
● 最後のルールは、これらのルールを知りながら、それらを破っても構わないということです!
ロマンティックな物語、恐ろしい物語、楽しい物語、悲しい物語、喜ばしい物語、希望に満ちた物語、ストイックな物語等々、作風は問いません。起こっていることの描写にはわかりやすい言葉を使いましょう。
どのようなフォーマットにすればいいですか?
応募作品のフォント(書体・書式)や文字の大きさは自由です。なるべくシンプルで読みやすいものを使うと良いでしょう。
何について書いてもよいのですか?
はい、ただしコンクールの課題テーマに沿ってください。課題テーマは何らかの形で物語に現れていなければなりません。審判員団は、コンクールの課題テーマとの明確な関連性を持っているかどうかで、あなたの作品を評価します。
選考対象外になる条件は何ですか?
規定の分量より長い作品(日本語での応募の場合 4500 文字、エスペラントでの応募の場合 2000 語を超過した作品)は自動的に応募をキャンセルされます。キャンセルされた作品を選考委員会が読むことはありません。また、締切日を過ぎての応募も認められません。
なぜ2つの応募カテゴリーがあるのですか?
幅広い層の執筆者の方々にご参加いただける機会を提供するためです。執筆の経験や習慣がない方々にも、新人作家として自分の可能性に挑戦していただけるように、そして、すでに執筆を続けていらっしゃる方々には、新人の機会を奪うのではと恐れることなく、熟練の執筆者どうしでの競い合いという挑戦の機会を感じていただけるようにと考えています。
私は初心者と経験者のどちらに当てはまりますか?
何も選択しない場合は初心者部門にエントリーされます。経験者部門は、定期的に執筆を行い、作品を雑誌やブログに発表している方、または文芸コンクールですでに賞を受賞したことがある方が対象です。この説明があなたに当てはまる場合は、ぜひ経験者部門を選択してください!
年少者(18歳以下)でもINKに応募できますか?
年少者も本コンクールに応募できます。若い人向けに別に設けられたカテゴリーというものはありません。つまり、成年の執筆者の作品とともに競い合うことになります。年少者の小説が INK の小説集に掲載される場合にのみ、成年者の了承が必要です。
応募者の国籍や国の体制は審査員団の審査に影響を及ぼしますか?
いいえ。異文化間短篇小説コンクールは、国籍や居住国に関係なく、世界のすべての執筆者に対して開かれています。作品は審査員に匿名で提出されます。
どの言語で応募できますか?
エスペラント、あるいはフランス語、イタリア語、日本語、カタルーニャ語、ペルシャ語、ロシア語、ウクライナ語で書かれた小説が応募できます。その他の言語で書かれた小説は、エスペラント、あるいはフランス語、イタリア語、日本語、カタルーニャ語、ペルシャ語、ロシア語、ウクライナ語の質の高い翻訳が添付されていれば応募できます。
例えばあなたの作品がエスペラントで書かれている場合、そのままコンクールに送ることができます。しかし、例えばクロアチア語で書かれている場合は、応募のためにイタリア語などに翻訳する必要があります。
応募フォームから小説の原文と翻訳を送ってください。
選考委員会はどのように選考しますか?
選考委員会は以下の点を確認します。
- 分量が制限内に収まっているか(日本語の場合 4500文字、エスペラントの場合 2000語以内)
- 課題テーマならびに小説の形式に沿っているか
委員会は引き込まれるプロットと美しい文体を持つ小説を探しています。
審査員団はどのように小説を評価しますか?
審査員団はカテゴリー別に2冊のノートを受け取ります。ノートにはそれぞれ、小説のタイトルと本文のみが記載され、著者の名前は記載されません。
審査員団は以下の評価基準に従って採点します。
- テーマに沿っているか
- 小説の形式に沿っているか
- 小説の表現と構成
- 作者の文体と文章力
- テキストの独創性
採点後、審査員団は会議で最終候補作品を審議し、受賞作を検討します。
INK の受賞者発表と授賞式はいつどこで行われますか?
授賞式は毎年7月から8月の間に開催される世界エスペラント大会の会期中に行われます。日時や場所の詳細はメールでお送りする招待状に記載されます。授賞式への参加は大歓迎です。
受賞した場合、賞を受け取るために授賞式に参加しなければなりませんか?
いいえ。受賞のために授賞式に直接出席する必要はありません。受賞結果は発表後すぐにメールでお送りします。結果はウェブサイト bobelarto.ink にも掲載されます。
受賞した場合、賞品の配送についてご連絡いたします。小説集と賞状は郵送にて、賞金は振込にてお送りします。
自作の小説で INK に参加したいのですが、推敲には助けが必要になる気がします。どうすればよいでしょうか?
外部の目はあなたの作品に新たな視点をもたらしてくれることでしょう。特にコンクールでの入賞率を高めるためには、ぜひ誰かに校正してもらい、修正を手伝ってもらう必要があります。
コンクールに小説を送るには?
こちらのコンクール用応募フォームを使い、DOC, DOCX, ODT, TXT のいずれかのファイル形式で送って下さい。
コンクールには何篇まで応募できますか?
最大で1篇です。
脚注はどのように付けますか?
小説に注釈やコメントを加える場合は、物語本文の最後に(欄外や余白の脚注としてではなく)次の例のように記載してください。
その後、私たちは彼を不死身だと思うようになった。彼はエーランド(1)から来たフェリーに轢かれながらも生きたまま逃げ延び、再び泳いでドックを渡ったのだった。まるで彼がごくありふれた人間ではないかのような、なんだか恐ろしくなるくらいの出来事だった。
(1) Öland スウェーデン南東部にある島および地方。
コンクールに応募した小説の著作権はどうなりますか?
異文化間短篇小説コンクールへの参加を以て、あなたは、あなたの著作に対する権利をコンクール主催者に譲渡することに同意しています。あなたの小説が優秀作品の一つに選ばれた場合、その作品はその回の INK 小説集に掲載されることになります。
小説集の掲載作品に選ばれなかった場合は、あなたの著作に対する独占的な権利はあなたに返還されます。
他の執筆者と共同で小説を執筆することはできますか?
はい、できます。ただし、応募フォームですべての著者を記載してください。賞が授与される場合、著者全員で分け合うことになります。
受賞する確率を高めるためにすべきことは?
- 目を惹きつけるタイトルを小説につける
- テーマに沿いつつ型破りなプロットを考える
- 試読と校正を人に依頼する
- 課題テーマが作品の中心に現れていることを確かめる
- 分量の超過やタイプミスがないか入念にチェックする