INK-7 — 規約
第1条 目的
異文化間小説コンクールは、世界エスペラント協会の後援を受け、Akademio Literatura de Esperanto (エスペラント文学アカデミー)が Bobelarto と共同で主催する文芸コンクールです。本コンクールは、様々な文化圏の書き手が最新の短篇小説を執筆することを奨励し、それにより対話と相互理解を促進することを目的としています。
第2条 テーマ
本コンクールに応募される短篇小説(以下、小説という)は本コンクールのテーマに沿う必要があります。
第7回 (INK-7) のテーマは「二つの時代のあいだで」です。
第3条 種類と形式
• 小説は未発表のものでなければなりません。過去に印刷物または他の形式(人前で読まれたもの、ラジオ、テレビ、オンライン配信、デジタル媒体またはそれに準ずる媒体など)で発表・掲載されたことのある作品は応募の資格がありません。
• 小説には必ずタイトルをつけてください。本コンクールのテーマをタイトルとして使用することはできません。
• 応募作品の本文の上限は 2000 語です。(日本語の場合は5000字以内です。)作品の長さに下限はありません。
• 小説は、以下のいずれかの形式の電子テキストファイルで送付すること: Microsoft Word (DOC, DOCX)、OpenDocument text (ODT)、Unicode plain text (TXT)。手書き原稿、FAX、PDFは受け付けません。
• 応募者は作品数に制限なく応募できます。
• 応募者の名前は、小説の本文や送信されたファイルの名前に記載してはなりません。応募者の氏名はコンクールの事務局および主催チームのみが知ることになります。審査員に提出される小説は、より公平性を期すために匿名で審査されます。
第4条 言語
どの言語で原作が書かれた短篇小説も受け付けます。以下の言語で原作が書かれた作品は、翻訳を添えずにそのまま応募できます。
その他のあらゆる言語で原作が書かれた作品も、上記のいずれかの言語による質の高い翻訳が添えられていれば受け付けます。原文と翻訳文の両方を、あわせてコンクールに提出してください。
第5条 資格
本コンクールは、この条項で言及されている人物を除き、誰でも参加できます。
人工知能(AI)の寄与を受けて執筆された小説も受け付けます。
参加者が応募時点で居住地における法定年齢に達していない場合、保護者または後見人の同意が必要です。
コンクール主催者は独自の判断により、参加者の資格を確認するために本人確認や年齢確認を求めることがあります。
有効な応募として認められるためには、所定の事務手数料が支払われていなければなりません。
本コンクールの審査員、委員長、名誉委員長、事務局長および主催者は、本コンクールに参加することはできません。ただし、これらの人物は審査対象外作品として作品を応募することができます。コンクール対象外作品は、第10条で述べられている通り、賞を得ることはできませんが、第11条に基づいて公開される可能性があります。
第6条 権利および賠償
小説を本コンクールに応募することにより、参加者は、自身がその小説の単独かつ真正の作者であること、作品を応募し本コンクールに参加するために必要なすべての権利を有していること、応募した小説が知的財産権を含む他者の権利を侵害していないこと、および剽窃が含まれていないことを宣言することになります。これらの宣言は、参加者が送付した翻訳にも適用されます。
参加者は、エスペラント文学アカデミー、Bobelarto、世界エスペラント協会とその支部、コンクールに関連する賞品・物品・サービスの提供者、ならびにそれぞれの管理者、役員、従業員、審査員(以下、総称して被補償当事者)に対し、直接的か間接的かを問わず、参加者が本同意書のいずれかの条項に違反した結果発生した損失、費用、損害、その他の出費を補償することに同意します。
第7条 小説の応募と締切
小説は本コンクール用応募フォームにて締切までに送られたものをコンクールの対象とします。
第7回 (INK-7) の締切は 2027年6月30日 です。
第8条 審査員団
審査員団は多様な文化圏を代表する人々により構成されます。受賞者は以下の審査基準により選出されます:
• テーマに沿っているか
• 短篇小説の形式に沿っているか
• 小説の表現と構成
• 作者の文体と文章力
• テキストの独創性
審査員団は独立した立場で本コンクールの受賞者を選考します。その決定は最終的なものであり、異議を申し立てることはできません。
受賞者は、次の行事の期間中に行われる授賞式において発表されます:
世界エスペラント協会の第113回世界大会(Universala Kongreso)、2028年8月。
結果はインターネット上でも公表され、受賞者には電子メールでも通知されます。
第9条 カテゴリー
本コンクールは 初心者部門、経験者部門、青少年部門 の3つのカテゴリーに分かれています。審査員団は、応募者が応募フォームで選択したカテゴリーに従って小説を評価します。主催者は独自の判断により参加者のカテゴリーを変更する権利を保有します。
第10条 賞
コンクール参加者には以下の賞が授与されます。
経験者部門
• 第一位 2000ユーロ
• 第二位 1600ユーロ
• 第三位 1200ユーロ
• 第四位 800ユーロ
• 第五位 400ユーロ
初心者部門
• 第一位 1000ユーロ
• 第二位 800ユーロ
• 第三位 600ユーロ
• 第四位 400ユーロ
• 第五位 200ユーロ
青少年部門
• 第一位 250ユーロ
• 第二位 200ユーロ
• 第三位 150ユーロ
その他のすべてのファイナリスト作品の作者(上記の賞を受けていない者)には、それぞれ:
• 100ユーロの賞金
賞は受賞者の発表後60日以内に授与されます。理由の如何を問わず受賞者が賞の全部または一部を辞退した場合、その賞は単に授与されないものとなり、受賞者はそれに代わるいかなる賞も要求することはできません。受賞者は、その氏名および発言が、広報目的を含め、本コンクールに関連して追加報酬なしに使用されることを理解し、これに同意するものとします。
ファイナリスト作品の作者には出版契約が送られます。この契約への署名は、参加者がコンクールの最終選考に進み、ファイナリストまたは受賞者として受ける権利のある賞を受け取るための必須条件です。
第11条 テキストの公開
本コンクールの参加者は、応募したテキストの全部または一部を、形式(紙媒体、電子媒体、音声など)を問わず、いつ、いかなる地域においても公表し、また、いかなる言語にも翻訳する無条件かつ無償の独占的権利を本コンクールの主催者に譲渡することに同意するものとします。応募されたテキストを公表する際、主催者はそれを編集する場合があります。受賞の可能性を応募作品への妥当な対価とします。本コンクールへの応募作品が必ず公開されるとは限りません。入賞せず、主催者やそのパートナーによって(短篇小説集やその他の形で)公開されなかった作品については、主催者は上記の独占的な権利を著者に返還することを約束します。
第12条 失格
本コンクール規約に違反した場合、自動的に失格となります。特に以下のような応募作品または参加者は失格になります。
a) 本規約に定める条件(分量、形式、言語、テーマ)を満たしていない応募作品。
b) 不完全なもの、理解不能なもの、締切に遅れたもの、不正なもの、または虚偽の情報を含む応募作品。
c) 主催者による要請があったのち、身分証明書と年齢を証明する十分な書類を提出しなかった参加者。
第13条 責任の制限
本コンクールへの参加を決めた時点で、参加者は被補償当事者に対し、コンクールへの参加、応募した小説の公開、賞の授与、賞金の受領あるいはその使用から生じうる損害または損失について、補償する義務を免除することに同意します。これらの場合だけでなく、被補償当事者は、本コンクールの中止、延期、変更について、また、応募作品の紛失、盗難、遅配、破損、誤配、受け取りの遅れ、損壊、判読不能、不完全について、および技術的な障害を含むなんらかの理由でコンクールへの参加が不可能となる場合について、責任を負わないものとします。
第14条 最終決定
本コンクールおよびコンクール規約の適用に関する審査員や主催者の決定は、最終的なものであり、異議を申し立てることはできません。
第15条 規約の受諾
本コンクールに小説を送付することにより、各参加者は、コンクール規約を読み、理解し、承諾し、遵守したことを確言します。受賞者が賞金を受け取ったあとコンクール規約を遵守していなかったことが判明した場合、その受賞者は受け取った賞金を返還しなければなりません。
第16条 規約の言語
本規約について、エスペラント版とその他の言語の版とのあいだに矛盾や解釈の差が生じる場合、エスペラント版を優先します。
第17条 規約の修正
本コンクールの主催者は独自の判断により、コンクール規約の各条項を修正、短縮、取消し、留保、またはその他の方法で変更することができます。